松江・ホリデーサロンだより

ALS患者・谷田人司さんの主催で、月に一回開かれているサロンです。

2017年5月のサロン

2017年5月20日14:00から、松江医療センター3階のオープンスペースにて、サロンが開催されました。参加者は、松江市内の方から境港の方まで、6名でした。

いつものようにそれぞれの近況報告からはじまりましたが、病と付きあう中で生じる心境の変化のことへと、おのずと話が進んでいきました。たとえば、ひとから見ると休むまもない闘病生活にみえて、実はそのなかにも落ちついた対話の時間があり、それを大切にしたいといったお話がありました。病気になったことで逆に、家族とのコミュニケーションの機会が増えるということもあるそうです。

また、自分の過去の経験について見た「夢」が、気づきのきっかけ、心境の変化のきっかけになったというお話も、個人的には印象に残りました。

5月の陽気の中、ゆったりとした会話の機会になったようにおもいます。(もろおか)